
歳と取るときに聞く悩み「二重あご」「ほうれい線」「たるみ」...色々ありますよね。ちなみに顔表面が、歳とともに老けていく事はご存知だと思います。
でも、舌の老化について、知っていますか!?それを知らない状態で、顔の表面ばかり「自力で」鍛えても限界があります。実は、舌の衰えが、顔の他の老化にもつながっていたんです。
今回は、舌の衰え状態をチェックして、舌から改善していくアプローチです。特に「二重あご」「ほうれい線」に的を絞ったトレーニングとなります。
舌のトレーニングをする時間がない場合でも、効率的に口周りのトレーニングをできるのが、こちらです。
\1日30秒2回だけのトレーニング/
自分の舌が衰えている事、ご存じですか?
歳を重ねるたび、顔の表面ばかりに目がいきがちです。実際、顔の表情筋というものが、筋力不足などになって、垂れてきたりします。だから、表情筋を鍛えるのは有効なトレーニングなんですよね。
体の内側にある、舌...。舌を意識されたことってありますか?実は、舌も年々衰えてきている部分なんです。実は舌自体、筋肉質で、それなに重量があるんです。
だいたい200gほどと言われています。人にもよりますが、長さは約20~30cmほどです。基本的に体の内側にあるので、そこまで意識したことなかったのですが、大きめですよね。
どうして舌は衰えてしまうのか!?
じゃあ、どうして舌が衰えるのか!?それは、非常に簡単ですよね。体の一部だから、加齢によって、舌を支えている筋力も衰えてきます。舌もそれなりに重いため、徐々に下がってきます。
体の筋肉を鍛えたりする方は、多いと思います。でも、舌を鍛える事は、中々しないですよね。ある年齢を超えると、鍛えないと筋力は落ちてきます。だから、舌も同じで衰えてくるんです。
見えない部分だから、大丈夫って思われるかもしれません。でも、舌は、実は顔の衰えと、深く関係していた部分だったんですよね。
舌が衰える事で出てくる顔の老化
舌が衰えることで、見た目年齢につながってくる部分...、「二重あご」(あご周り、首元のたるみ)「口角の下がり」「まぶたや目の周りのたるみ」などに老化のサインが出てきます。
舌だけなのに!?なぜ??ってなりますよね。理由としては、舌の筋肉と他の部分の筋肉がつながっているからなんです。
「舌筋(ぜっきん)」は、「舌根筋(ぜっこんきん)」「眼輪筋(がんりんきん)」「口輪筋(こうりんきん)」と連動しています。だから、「舌筋」が衰えると他も劣化して、どんどん老けていくんです。
逆に、舌の筋肉を鍛えることで、顔の劣化も改善できるとも言えますよね。もちろん上記のような悩み(二重あごなど)は、舌の筋トレ以外でもできますが、舌のトレーニングはやりやすいので、ここではお伝えしています。
舌のトレーニングに入る前に、まず、現時点の舌の筋力がどのくらいなのか!?チェックした上で、トレーニングを行っていきましょう。
舌の衰えをチェックしていきましょう
では、現在のあなたの舌の状態をチェックしていきましょう。
舌の筋力チェックシート
- 起床時、のどが乾いている事が多い
- いびきをよくかく
- 舌に歯型が残っている事がある
- 上唇が富士山のような形で、下唇がぼってり型
- 唇を閉じたときアゴに梅干しの形が浮き上がる
- いつも唇が乾いていると感じる
- 風邪をよく引く
- 食事中に水分をよく取る
- 噛むと疲れる
- ほうれい線が深い
あてはまる数をチェックしてみてください。
2個以下の場合 | 舌の筋力状態は、特に問題なさそうです。 |
3~6個の場合 | 舌の筋力が少し衰えてきています。無意識に口を開けている可能性があります。 |
7個以上の場合 | かなり、舌の筋力が衰えてきています。口呼吸になっている可能性が大きいです。 |
舌の位置をチェック
口を閉じた状態で、舌の位置がどこにあるのかも、チェックしておきましょう。
口を閉じた状態で、自分の舌の位置をチェックして下さい。
舌が上あごにくっついてる状態 | 舌の筋力は、良い状態です。 |
舌の先が前歯の裏にぶつかっている状態 | 舌の筋力が、少し衰えてきている可能性があります。 |
舌がどこにも触れていない状態 | 舌の筋力は、かなり衰えてきているでしょう。 |
トレーニング前に、舌の状態をチェックしておくことで、トレーニングで、改善に向かっているかどうか、その目安になるので、ご活用ください。
舌活性化トレーニング方法について
では、具体的なトレーニングを2つお伝え致します。
舌活性化トレーニング1



※①~③までが1セット分のトレーニングです。
トレーニング回数
1日1~2セットは、おこなうようにしてください。
舌活性化トレーニング2
こちらの運動は、ほうれい線にも有効なトレーニングとなります。


※STEP1の後、STEP2を続けてやりましょう。
トレーニング回数
1日に10回ずつ、STEP1、STEP2とも、おこなうようにしてください。
さて、舌を鍛えるトレーニング方法はいかがでしたでしょうか?やってみると結構痛みがあったり、大変かも...と思われたかもしれません。続けていくうちに筋肉がつくので、痛みも減り、二重あごやほうれい線などが改善されてきますよ。
別のトレーニングで、二重あごに特化したトレーニングもあります。下記を参考にしてください。
あわせて読みたい
二重あごやほうれい線など、改善する器具で、個人的におすすめはこちら
それがこちらのトレーニング器具です。
出典:MTG
口元に特化したトレーニング器具『フェイシャルフィットネス パオ(PAO)』です。
\1日30秒2回だけのトレーニング/
こちらのトレーニング器具を使うと、トレーニングを長く続けることができるんです。僕もこちらを使っているのですが、PAOがある事でトレーニングを続けられているんです。疲れ切ってトレーニング、今日はやめておこうかなとか、負荷をかけたい場合、こちらを使っています。
基本的に、顔の表面と内側からダブルで鍛えてくれる器具です。実は、使い続けていくと、舌の内側まで鍛えられている感じがあったんです。
と言いますのも、元々僕は滑舌があまりよくないのですが、使い続けているうちにあれ!?最近、話している時、「あまり噛まなくなったかも...」と気づいたんですよね。
PAO本体を唇でしっかりと咥えているので、おそらく舌の奥部分にも負荷がかかっていたんだと思います。
話中にあまり噛まなくなったという事は、以前より舌の位置が上に上がってきたって事が言えるんですよね。だから、少な必ず、舌部分へのアプローチにもなっている商品だと思います。
結果的に、舌の奥にも効き、あごのたるみもかなりなくなってきましたし、頬が上がってきたので、ほうれい線の目立ちも減りました。ぜひ、お試しくださいね。
まとめ
まさか、舌の衰えが、他の部分の衰えにつながっていただなんて...びっくりですよね。それには、何よりも筋トレを続けていくことが大事ですので、頑張ってトレーニングに励んでいきましょう。
それでは、本日のまとめです。
- 舌の衰えが、顔の他の部分の衰えにつながっている
- 口を閉じた時の舌の位置で、舌の衰え具合がわかる
- 舌活性化のトレーニングをすること
<トレーニング前の準備運動>
・舌をおもいっきり、下側につきだして、5秒キープ
・5回ほど行う
<トレーニング1>
①「あ」と発声しながら、目線だけできるだけ上に向けて、5秒キープ
②「い」と発声しながら、逆に目をしっかりとつぶって、5秒キープ
③「う」と発声しながら、口をとんがらせて、目線だけできるだけ下に向けて、5秒キープ
<トレーニング2>
STEP1
①口を閉じる
②舌で上の歯の表面をこするイメージで、左右に往復させる
③10回やる
STEP2
①口を閉じる
②舌で下の歯の表面をこするイメージで、左右に往復させる
③10回やる
トレーニングに器具を使うと便利